2週続けて三俣山に行ってきたー!
橋本です。
今年こそ久住山系の美しい紅葉を見ようと、三俣山に行って来ました。

次の週末にはノルディックウォーキングとコンピカ冒険隊と、イベントが2日連続で控えていたのですが、山の紅葉の時期はとても短いので、少し無理をしました。
10月15日朝5時起きで、最低限必要な日帰り装備を小さめのザックに放り込んで出発。
一旦大曲に行ったけど、小さな駐車場はいっぱいでしたので、やっぱり長者原へ。
トイレとか駐車場とか、きれいになっている!
8時50分長者原出発。

今回はゆる〜く登って、ちょっときれいな景色が見れたらいいなくらいな感じです。
登山届けを届出箱で書いて、さくっと投函。
本峰ピストンだから、15時には降りてこれるだろうと思いました。
寒かったのでカッパを着てたけど、すぐに暑くなったので、衣服調整。
やっぱり薄手の防風アウターが欲しいなー。

なーんか肩が重いなーと思いながら、林道から登山道に入ります。
また林道に出て、砂防堤を渡ってすがもり越えへ。
久しぶりに来たら避難小屋も鐘も、補修は終わっていました。
10時半ごろ通過。
結構険しい傾斜をなるべく直登して、11時ごろ西峰到着。

10分くらい休憩してから本峰へ。
11時半ごろ本峰到着。
快晴です!
大鍋の斜面が美しい紅葉に彩られています。

ちょっと早いかな?
次の週がもっと綺麗だろうな!
十分堪能してしてからお弁当。からのコーヒー。

12時半ごろ下山へ。
帰りは西峰は巻いて、登りに直登したところはできるだ緩やかな方へ巻いて下ります。
なーんかヘリの音がずっとしてるなーと思ったら、三俣山の北斜面にホバリングしていました。

登山口の方から消防の方達が登ってきます。
みなさん引き締まった表情でしたので、捜索かもしれません。
登山者の無事を願うばかりです。
長者原に戻り、温泉に入ったり食事をしたりのんびりしていたら、山の方から戻ってくる消防の方達を見かけました。
みなさん笑顔になっていたので、結局大事には至っていないようでした。
よかったです!(^-^)
その週末のイベントも無事に終わり、疲れがありましたが、晴れの予報だったのでまたもや三俣山に行くことにしました。
前回に続き、同行者は姉です。
私は車の運転が好きではないし、疲労がたまっていたので、運転をしてもらいました。
自分一人で運転して久住に行ったら、無事にたどり着ける自信は全くありません!
朝3時起き。4時10分出発。
高速に乗る前、東の方向へ走っていたら、空の低い位置に上の方からスッと光が落ちてきました。
流星です!
この日はオリオン座流星群の極大日の翌日でした。
雲がかかっていたにもかかわらず、はっきりと見えたので、相当大きかったのだと思います。
今日はツイテる予感がします♪
しかし、ツイテいても疲労が減るわけでなく、道中は寝てしまいました!
姉も相当眠かったらしく、途中のサービスエリアで15分ほど仮眠をとりました。
今回も大曲はいっぱいで、前回より早い時間ですが路駐もたくさんでした。やはり長者原からの登山になりました。
7時10分出発。
雲はあるけどいい天気。お鉢を周りたいので、早めの出発にしました。

ススキの向こうに三俣山!
8時45分すがもり越えを通り…

9時10分西峰に登る途中から見えた大船山の紅葉がとても華やかです。

9時40分第四峰到着。南峰に向かう道の出発点が分かりづらく、少し探しました。
10分で南峰に向かう道の底に着き、南峰には10時ごろ到着して少し休憩。気温は12度でした。

10時15分北峰に向けて出発。
誤って本峰へ向かいかけてからすぐに気づいて引き返し、5分ほどロス。
この日は月曜日。平日にもかかわらず、登山者は多かったです。すれ違う多くの人から逆走ですか?と聞かれます。
二年前にお鉢周りをした時は時計回りで歩きましたが、きつかった記憶があります。
今回の方向が、私には登りやすかったように思いました。

踏み跡がたくさんあって、紛らわしい赤テープもあって、間違えそうに何度もなりました。すれ違いが大変ですが、程よく人が入っている時の方が、周りやすい気がします。
10時45分大鍋の底に到着。
美しい紅葉が間近で見られます。

たくさんの人が何かを待っていました。
聞くと、雲が晴れて日が差すのを待って写真を撮るのだそうです。
みなさん大きなカメラをお持ちです!
11時05分小鍋の縁を通過。

11時35分北峰到着。

この辺りからの景色が真っ赤な季刊のぼろの表紙の撮影場所ではないでしょうか?
美しすぎます〜!

その後も道を少し間違いました。
戻ってきた人から「この先は崖ですよ」と言われました!
何ですってー?
いっしょに道を探して進みます。
すぐに道は見つかり、ほっとしながら下り…本峰への最後のゲキサカに向かいます!
この登りの手前も撮影ポイントらしく、何人もカメラを構えています。
紅葉の美しさと、居合わせられた幸運を喜び合いながらたくさんの人とすれ違います。
「この先はキツイですよー」「大変でしたねー」と言いながら、どの顔も笑顔でした。
岩を登るところはほとんどなく、土がむき出しで登りにくい所にロープが付けてあります。
荷物が少なければ、難しくはないと思いました。
12時05分本峰到着。

写真を撮って食事して。
13時ごろ下山へ。
13時15分西峰を巻いて…
13時40分すがもり越え通過。

15時ごろ長者原に無事下山しました。
先週に続き、登山口近くのドライブステイみやまでごはんを食べる時、店内のサイン色紙をボンヤリ眺めていました。
「奇跡の山」と書いてある。
検索すると、くじゅうのガイド犬の映画と分かりました。
原作本を図書館で借りて読みました。
いい話です〜。健気です〜。

銅像があるなーとは思っていましたが、立派に仕事をした犬だったのですね。
こんど映画も見たいと思います。
以上、橋本でした。
アウトドアショップ・ベースキャンプ
〒840-0046
佐賀市西魚町56
TEL 0952-29-2820
FAX 0952-29-8504
メール info@basecamp-jp.com
ホームページ http://www.basecamp-jp.com/
イベントブログ http://shizenfan.sagafan.jp/
フェイスブック https://www.facebook.com/BaseCampSAGA
ツイッター https://twitter.com/BaseCampSAGA
インスタグラム https://www.instagram.com/basecampsaga/
今年こそ久住山系の美しい紅葉を見ようと、三俣山に行って来ました。

次の週末にはノルディックウォーキングとコンピカ冒険隊と、イベントが2日連続で控えていたのですが、山の紅葉の時期はとても短いので、少し無理をしました。
10月15日朝5時起きで、最低限必要な日帰り装備を小さめのザックに放り込んで出発。
一旦大曲に行ったけど、小さな駐車場はいっぱいでしたので、やっぱり長者原へ。
トイレとか駐車場とか、きれいになっている!
8時50分長者原出発。

今回はゆる〜く登って、ちょっときれいな景色が見れたらいいなくらいな感じです。
登山届けを届出箱で書いて、さくっと投函。
本峰ピストンだから、15時には降りてこれるだろうと思いました。
寒かったのでカッパを着てたけど、すぐに暑くなったので、衣服調整。
やっぱり薄手の防風アウターが欲しいなー。

なーんか肩が重いなーと思いながら、林道から登山道に入ります。
また林道に出て、砂防堤を渡ってすがもり越えへ。
久しぶりに来たら避難小屋も鐘も、補修は終わっていました。
10時半ごろ通過。
結構険しい傾斜をなるべく直登して、11時ごろ西峰到着。

10分くらい休憩してから本峰へ。
11時半ごろ本峰到着。
快晴です!
大鍋の斜面が美しい紅葉に彩られています。

ちょっと早いかな?
次の週がもっと綺麗だろうな!
十分堪能してしてからお弁当。からのコーヒー。

12時半ごろ下山へ。
帰りは西峰は巻いて、登りに直登したところはできるだ緩やかな方へ巻いて下ります。
なーんかヘリの音がずっとしてるなーと思ったら、三俣山の北斜面にホバリングしていました。

登山口の方から消防の方達が登ってきます。
みなさん引き締まった表情でしたので、捜索かもしれません。
登山者の無事を願うばかりです。
長者原に戻り、温泉に入ったり食事をしたりのんびりしていたら、山の方から戻ってくる消防の方達を見かけました。
みなさん笑顔になっていたので、結局大事には至っていないようでした。
よかったです!(^-^)
その週末のイベントも無事に終わり、疲れがありましたが、晴れの予報だったのでまたもや三俣山に行くことにしました。
前回に続き、同行者は姉です。
私は車の運転が好きではないし、疲労がたまっていたので、運転をしてもらいました。
自分一人で運転して久住に行ったら、無事にたどり着ける自信は全くありません!
朝3時起き。4時10分出発。
高速に乗る前、東の方向へ走っていたら、空の低い位置に上の方からスッと光が落ちてきました。
流星です!
この日はオリオン座流星群の極大日の翌日でした。
雲がかかっていたにもかかわらず、はっきりと見えたので、相当大きかったのだと思います。
今日はツイテる予感がします♪
しかし、ツイテいても疲労が減るわけでなく、道中は寝てしまいました!
姉も相当眠かったらしく、途中のサービスエリアで15分ほど仮眠をとりました。
今回も大曲はいっぱいで、前回より早い時間ですが路駐もたくさんでした。やはり長者原からの登山になりました。
7時10分出発。
雲はあるけどいい天気。お鉢を周りたいので、早めの出発にしました。

ススキの向こうに三俣山!
8時45分すがもり越えを通り…

9時10分西峰に登る途中から見えた大船山の紅葉がとても華やかです。

9時40分第四峰到着。南峰に向かう道の出発点が分かりづらく、少し探しました。
10分で南峰に向かう道の底に着き、南峰には10時ごろ到着して少し休憩。気温は12度でした。

10時15分北峰に向けて出発。
誤って本峰へ向かいかけてからすぐに気づいて引き返し、5分ほどロス。
この日は月曜日。平日にもかかわらず、登山者は多かったです。すれ違う多くの人から逆走ですか?と聞かれます。
二年前にお鉢周りをした時は時計回りで歩きましたが、きつかった記憶があります。
今回の方向が、私には登りやすかったように思いました。

踏み跡がたくさんあって、紛らわしい赤テープもあって、間違えそうに何度もなりました。すれ違いが大変ですが、程よく人が入っている時の方が、周りやすい気がします。
10時45分大鍋の底に到着。
美しい紅葉が間近で見られます。

たくさんの人が何かを待っていました。
聞くと、雲が晴れて日が差すのを待って写真を撮るのだそうです。
みなさん大きなカメラをお持ちです!
11時05分小鍋の縁を通過。

11時35分北峰到着。

この辺りからの景色が真っ赤な季刊のぼろの表紙の撮影場所ではないでしょうか?
美しすぎます〜!

その後も道を少し間違いました。
戻ってきた人から「この先は崖ですよ」と言われました!
何ですってー?
いっしょに道を探して進みます。
すぐに道は見つかり、ほっとしながら下り…本峰への最後のゲキサカに向かいます!
この登りの手前も撮影ポイントらしく、何人もカメラを構えています。
紅葉の美しさと、居合わせられた幸運を喜び合いながらたくさんの人とすれ違います。
「この先はキツイですよー」「大変でしたねー」と言いながら、どの顔も笑顔でした。
岩を登るところはほとんどなく、土がむき出しで登りにくい所にロープが付けてあります。
荷物が少なければ、難しくはないと思いました。
12時05分本峰到着。

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13時ごろ下山へ。
13時15分西峰を巻いて…
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15時ごろ長者原に無事下山しました。
先週に続き、登山口近くのドライブステイみやまでごはんを食べる時、店内のサイン色紙をボンヤリ眺めていました。
「奇跡の山」と書いてある。
検索すると、くじゅうのガイド犬の映画と分かりました。
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「さが健康フェスタ2018」にてノルディックウォーキング体験会を行いました!
10月20日(土)、アバンセにて行われた「さが健康フェスタ2018」に、ノルディックウォーキングの講師としてベースキャンプが参加させていただきました。
さが健康フェスタとは?
「日々の暮らしの中で健康づくりに取り組む」ためのイベントです。健康経営の取組紹介や、講演会、体験会を通して楽しくご自身やご家族の健康について考えることができます。
まずは、皆さんに合ったポールを持っていただきます。
ベースキャンプスタッフがしっかりサポートします。
ポールを持ったら外に出ます。外は日が出ていて風が涼しく、ノルディックウォーキング日和!
まずは「ノルディックウォーキングって?」「ノルディックウォーキングと普通のウォーキングの違い」をお話しします。
そして大切な準備運動!けが防止やノルディックウォーキングの効果をより良く行うためにしっかりと行います。
この準備運動にもノルディックポールを使用します。
次は歩く練習です。ポールを正しく使ってこそ効果が発揮されるノルディックウォーキング。ポールを使うことに意識が行き過ぎると体の動きがバラバラになってしまいがちなので、コツをつかむためにポールを意識せず、引きずって歩くことから始めます。
さあいよいよ実践!どんどんどんの森をぐるりと1周歩きます。
木漏れ日のある道をどんどん進みます。
皆さん前を見て姿勢よく歩かれているなと思いました!
道の途中にいたカッパさんとパシャリ。
ぐるりと周回が終わりました。皆さんお疲れ様でした。
「本当に全身運動なんだね」
「軽く汗ばむくらい動いたんだ」
「思っていたよりすごく運動になる」
との声がありました。
また、
「腕が疲れたけど、これであってるの?」
「足が疲れたけど、どうして?」
などの、やってみて疑問に思ったこと、感じたことにも
ノルディックウォーキング「歩こう会」の主催者であるインストラクター田中がしっかりお答えしました。
ポールがあることで「難しそう」と、思われているノルディックウォーキング。
今回の体験会を通して印象が変わったのではないでしょうか??
「継続は力なり」、この言葉通りノルディックウォーキングも続けてこそ効果が発揮されるスポーツです。
日々の何気ない幸せは毎日の健康から。楽しみながら健康と向き合いましょう!
ノルディックウォーキングやってみようかな?やってみたいな!という方は
毎週・月、水、金曜日夜8時から行われているノルディックウォーキング「歩こう会」へ気軽に相談、参加してみませんか?
詳細はこちらから→「歩こう会」
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南八ヶ岳遠征 2泊3日 - 硫黄岳~横岳~赤岳縦走 その②
2泊3日の南八ヶ岳縦走後編です。

前編はこちら
前編ルート:美濃戸口~北沢~赤岳鉱泉(1泊目・テント泊)~硫黄岳(2,760 m)~横岳(2,829 m)~赤岳天望荘(受付)
後編ルート:赤岳天望荘(受付)~赤岳(2,899 m)~赤岳天望荘(2泊目・小屋泊)~地蔵尾根~行者小屋~南沢~美濃戸口
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
■9/18 2日目 続き
11:50赤岳天望荘に到着したら、まずは受付。八ヶ岳は稜線上にテン場がないので、ここでは小屋泊になります。今回は贅沢して個室を予約しました。
受付時にコップを貰うのですが、このコップは小屋にいる間ずっと使うことになります。さらにコップの色によって食事の時間がわけられているので、捨てないようにしましょう。

受付が済んだら、さっそく自分たちの部屋で赤岳アタック用に荷物を整理します。
2人部屋は作りが独特で、一応2段になっているのですが、上段はおそらく荷物置き用の狭いスペース。ここに私が寝ることにしました。158cmでギリギリまっすぐ足を伸ばして寝れるくらい。下段が通常の就寝用スペースで、2人で寝れる広さですが店長には1人で寝てもらいます。

廊下の突き当りには談話室がありましたが、結構人がいたので利用することはありませんでした。
食堂にはお茶、お湯、ドリップコーヒーが置いてあって、しかも飲み放題になっています。ここぞとばかりに甘々にしたコーヒーをがぶ飲み&ぜんざいを食べながら1時間ほど休憩をしたら、13:05赤岳へ向かいます。
天望荘から赤岳までは、雨の日は登りたくないようなザレた岩場の急坂です。ルートには鎖が設置してありますが、基本的にはなくても大丈夫そう。ですが、滑り落ちたら天望荘まで戻ってしまいそうだったので、念のため鎖を握りながら登りました。

13:35山頂小屋到着&山頂へ。赤岳山頂からは富士山が見えるとのことでしたが、ガスがかかり始めてしまい、30分ほど粘ったのですが富士山は拝めませんでした。次回のお楽しみということで。

そして下山中カモシカに遭遇。堂々と登山道を横切り、私たちから2、30mほど離れた場所で草をモグモグ。写真を撮るために結構近づいたのですが、全然逃げる気配もなく、顔を上げるでもなくずっと草を食べていました。

14:30天望荘到着。夕食までは少し時間があるので、お風呂に入ったり(五右衛門風呂がある!)、ビールを飲みながらおつつまみを食べつつウトウトしていると、17:15頃に夕食のアナウンスが流れてきました。
天望荘は夕食も朝食もバイキング形式です。最初は残さずに食べれる量を取ってから、足りなければお替りを。デザートもあって大満足です。

食事が終わったら部屋に戻ってまったりタイム。本当は夕焼けも楽しみにしていたのですが、昼過ぎから湧いてきたガスで真っ白になってしまったので、これも次回に持ち越し。
消灯は21時となっています。時間になるとスイッチで消さなくても自動的に電気が消えるので、枕元にヘッドライトを準備。なかなか寝付けずにスマホで漫画を読みながら(4Gが繋がる!)、何とか22時過ぎに就寝。
■9/19 3日目
朝4時頃だったと思いますが、スイッチを消し忘れてた電気が自動的に付いて目が覚めました。ぼーっとしながら、とりあえずお化粧。
5:15くらいに朝食のアナウンスがあり、食堂へ移動。席へ着いたら、ソワソワ…キョロキョロ…誰かが席を立って外に出たら、私もそれに続きます。
その理由は日の出と、雲海と、朝日に染まる赤岳。

これがこだわりポイント③です。
今回の計画を店長に伝えたときに、「天望荘で一泊しなくても余裕で赤岳鉱泉に戻れるよ。それか山頂小屋まで行けば阿弥陀岳まで回れるよ。どうせならガッツリ行こうよ」と言われましたが、「いいや、天望荘で日の出と雲海と赤岳を見るんです!山頂小屋だと赤岳が見れないし、鉱泉だと雲海が見れないじゃないですか!」と言い張っての天望荘泊でした。
そして朝日に染まる赤岳。かなりわかりにくいけど、左にちょこっと見えてる山頂はもしかして富士山…?撮影時は気づかなかった…

さらに日の出をパノラマで。(クリックで拡大)

素晴らしい景色を思いっきり堪能。ちなみにこの時店長は寒いと言って食堂にこもり、窓から見える景色で満足したそうです。
そしてようやく食堂に戻り朝食タイム。この後は下るだけだけど、お替りしてガッツリ食べました。

食事が終わったら部屋に戻りパッキング。そして07:10天望荘出発です。
下りは地蔵尾根~行者小屋~南沢~美濃戸口のルート。地蔵尾根(地蔵の頭~行者小屋間)は、はしごか?と一瞬見間違えそうなほどの急な階段や、急斜面の鎖場が続く、標高差350mのザレた急坂ですが、ゆっくり丁寧に歩けば問題はありませんでした。

そして8:20行者小屋到着。テン場は平地が少ないように見えましたが、景色は鉱泉よりよさそう。今度はこっちでテント泊をしたいですね。

と、ここまでは割と順調に来ましたが、実はここからが個人的には一番辛かったところです。
行者小屋までは危険個所もあるため、集中して歩くことができましたが、これから歩く南沢は涸沢と原生林が続く緩やかな下りで、展望はなく、とにかく長い!雰囲気は本当にいいんですけどね。
さらに長い下りによってつま先の限界が…!(そもそもサイズ選びミスって少し小さい)
ということで、店長から靴を奪い、、、靴をお借りして、店長にはルナサンダルを履いてもらいました。
これで歩ける!むしろ走れる!!とスピードアップ。お詫びに美濃戸山荘ではきゅうりを、赤岳山荘ではアイスをご馳走しました。私のアイスは倒れかけていました。

最後にボコボコの林道を下って、、、かなり時間がかかってしまいましたが、11:40美濃戸口到着。これで今回のすべての行程が終了しました。

下山後は八ヶ岳山荘の向かいにあるカフェのようなところに、登山者用のお風呂があったので、そちらで入浴。
その後、近くにある蕎麦屋で名物のきりだめそばと野菜天ぷらを食べて、また12時間以上かけて佐賀に帰ってきました。少し長距離の運転に慣れてきた気がします。
といった感じで、今回の八ヶ岳遠征は終了です。行程的にはゆるりとした計画でしたが、そのおかげでじっくり景色を楽しむことができました。
危険個所もありはしますが、しっかり鎖やはしご、階段がかかっていて、ゆっくり歩けば問題ないところばかりだと思います。小屋も綺麗で食事もおいしい。至れり尽くせりの八ヶ岳でした。
年に数回は行きたいところですが、九州からは遠すぎて、何度も行くことができないのが非常に残念です。
今度は雪の季節に来たいなー。アイスクライミングとかしてみたいなー。と、すでに次回の八ヶ岳遠征を計画中です。
以上、八ヶ岳遠征その②でした。
次回はギア紹介編。よろしくお願いします。

(クリックで拡大)
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前編ルート:美濃戸口~北沢~赤岳鉱泉(1泊目・テント泊)~硫黄岳(2,760 m)~横岳(2,829 m)~赤岳天望荘(受付)
後編ルート:赤岳天望荘(受付)~赤岳(2,899 m)~赤岳天望荘(2泊目・小屋泊)~地蔵尾根~行者小屋~南沢~美濃戸口
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■9/18 2日目 続き
11:50赤岳天望荘に到着したら、まずは受付。八ヶ岳は稜線上にテン場がないので、ここでは小屋泊になります。今回は贅沢して個室を予約しました。
受付時にコップを貰うのですが、このコップは小屋にいる間ずっと使うことになります。さらにコップの色によって食事の時間がわけられているので、捨てないようにしましょう。

受付が済んだら、さっそく自分たちの部屋で赤岳アタック用に荷物を整理します。
2人部屋は作りが独特で、一応2段になっているのですが、上段はおそらく荷物置き用の狭いスペース。ここに私が寝ることにしました。158cmでギリギリまっすぐ足を伸ばして寝れるくらい。下段が通常の就寝用スペースで、2人で寝れる広さですが店長には1人で寝てもらいます。

廊下の突き当りには談話室がありましたが、結構人がいたので利用することはありませんでした。
食堂にはお茶、お湯、ドリップコーヒーが置いてあって、しかも飲み放題になっています。ここぞとばかりに甘々にしたコーヒーをがぶ飲み&ぜんざいを食べながら1時間ほど休憩をしたら、13:05赤岳へ向かいます。
天望荘から赤岳までは、雨の日は登りたくないようなザレた岩場の急坂です。ルートには鎖が設置してありますが、基本的にはなくても大丈夫そう。ですが、滑り落ちたら天望荘まで戻ってしまいそうだったので、念のため鎖を握りながら登りました。

13:35山頂小屋到着&山頂へ。赤岳山頂からは富士山が見えるとのことでしたが、ガスがかかり始めてしまい、30分ほど粘ったのですが富士山は拝めませんでした。次回のお楽しみということで。

そして下山中カモシカに遭遇。堂々と登山道を横切り、私たちから2、30mほど離れた場所で草をモグモグ。写真を撮るために結構近づいたのですが、全然逃げる気配もなく、顔を上げるでもなくずっと草を食べていました。

14:30天望荘到着。夕食までは少し時間があるので、お風呂に入ったり(五右衛門風呂がある!)、ビールを飲みながらおつつまみを食べつつウトウトしていると、17:15頃に夕食のアナウンスが流れてきました。
天望荘は夕食も朝食もバイキング形式です。最初は残さずに食べれる量を取ってから、足りなければお替りを。デザートもあって大満足です。

食事が終わったら部屋に戻ってまったりタイム。本当は夕焼けも楽しみにしていたのですが、昼過ぎから湧いてきたガスで真っ白になってしまったので、これも次回に持ち越し。
消灯は21時となっています。時間になるとスイッチで消さなくても自動的に電気が消えるので、枕元にヘッドライトを準備。なかなか寝付けずにスマホで漫画を読みながら(4Gが繋がる!)、何とか22時過ぎに就寝。
■9/19 3日目
朝4時頃だったと思いますが、スイッチを消し忘れてた電気が自動的に付いて目が覚めました。ぼーっとしながら、とりあえずお化粧。
5:15くらいに朝食のアナウンスがあり、食堂へ移動。席へ着いたら、ソワソワ…キョロキョロ…誰かが席を立って外に出たら、私もそれに続きます。
その理由は日の出と、雲海と、朝日に染まる赤岳。

これがこだわりポイント③です。
今回の計画を店長に伝えたときに、「天望荘で一泊しなくても余裕で赤岳鉱泉に戻れるよ。それか山頂小屋まで行けば阿弥陀岳まで回れるよ。どうせならガッツリ行こうよ」と言われましたが、「いいや、天望荘で日の出と雲海と赤岳を見るんです!山頂小屋だと赤岳が見れないし、鉱泉だと雲海が見れないじゃないですか!」と言い張っての天望荘泊でした。
そして朝日に染まる赤岳。かなりわかりにくいけど、左にちょこっと見えてる山頂はもしかして富士山…?撮影時は気づかなかった…

さらに日の出をパノラマで。(クリックで拡大)

素晴らしい景色を思いっきり堪能。ちなみにこの時店長は寒いと言って食堂にこもり、窓から見える景色で満足したそうです。
そしてようやく食堂に戻り朝食タイム。この後は下るだけだけど、お替りしてガッツリ食べました。

食事が終わったら部屋に戻りパッキング。そして07:10天望荘出発です。
下りは地蔵尾根~行者小屋~南沢~美濃戸口のルート。地蔵尾根(地蔵の頭~行者小屋間)は、はしごか?と一瞬見間違えそうなほどの急な階段や、急斜面の鎖場が続く、標高差350mのザレた急坂ですが、ゆっくり丁寧に歩けば問題はありませんでした。

そして8:20行者小屋到着。テン場は平地が少ないように見えましたが、景色は鉱泉よりよさそう。今度はこっちでテント泊をしたいですね。

と、ここまでは割と順調に来ましたが、実はここからが個人的には一番辛かったところです。
行者小屋までは危険個所もあるため、集中して歩くことができましたが、これから歩く南沢は涸沢と原生林が続く緩やかな下りで、展望はなく、とにかく長い!雰囲気は本当にいいんですけどね。
さらに長い下りによってつま先の限界が…!(そもそもサイズ選びミスって少し小さい)
ということで、店長から
これで歩ける!むしろ走れる!!とスピードアップ。お詫びに美濃戸山荘ではきゅうりを、赤岳山荘ではアイスをご馳走しました。私のアイスは倒れかけていました。

最後にボコボコの林道を下って、、、かなり時間がかかってしまいましたが、11:40美濃戸口到着。これで今回のすべての行程が終了しました。

下山後は八ヶ岳山荘の向かいにあるカフェのようなところに、登山者用のお風呂があったので、そちらで入浴。
その後、近くにある蕎麦屋で名物のきりだめそばと野菜天ぷらを食べて、また12時間以上かけて佐賀に帰ってきました。少し長距離の運転に慣れてきた気がします。
といった感じで、今回の八ヶ岳遠征は終了です。行程的にはゆるりとした計画でしたが、そのおかげでじっくり景色を楽しむことができました。
危険個所もありはしますが、しっかり鎖やはしご、階段がかかっていて、ゆっくり歩けば問題ないところばかりだと思います。小屋も綺麗で食事もおいしい。至れり尽くせりの八ヶ岳でした。
年に数回は行きたいところですが、九州からは遠すぎて、何度も行くことができないのが非常に残念です。
今度は雪の季節に来たいなー。アイスクライミングとかしてみたいなー。と、すでに次回の八ヶ岳遠征を計画中です。
以上、八ヶ岳遠征その②でした。
次回はギア紹介編。よろしくお願いします。

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南八ヶ岳遠征 2泊3日 - 硫黄岳~横岳~赤岳縦走 その①
ベースキャンプ・Yahoo!ショッピング店担当兼ベースキャンプ沢部部長の光武です。
9月17~19日に南八ヶ岳縦走に行ってまいりました。

皆さまご存知の八ヶ岳は、山梨県と長野県に跨る南北30 km余りの大火山群の総称。北八ヶ岳と南八ヶ岳に大きく分けられており、北八ヶ岳は樹林帯が山稜近くまで続く比較的なだらかな峰が多く、南八ヶ岳は主峰の赤岳(2,899 m)があり、鋭い峰々や岩峰群など急峻な地形となっています。アイスキャンディがあるのも南八ヶ岳。
今回のルート:美濃戸口~赤岳鉱泉(1泊目)~硫黄岳(2,760 m)~横岳(2,829 m)~赤岳天望荘(受付)~赤岳(2,899 m)~赤岳天望荘(2泊目)~行者小屋~美濃戸口
2泊3日で、1泊目テント泊、2泊目小屋泊という、ゆる~い縦走をしてきました。が、移動は車だったので違う意味でハードな旅になりました。
後編はこちら
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
■9/17 1日目
16日21時ごろに店長と合流し、佐賀を出発。16日は二人とも普通に仕事だったので仮眠もできず、バタバタと準備&出発しました。
無理のない時間で運転を交代しつつ、休憩込みで約13時間ほどかけて美濃戸口到着。

八ヶ岳山荘で3日分の駐車場の受付を済ませ、予想以上に晴れた空を見上げながら準備をしたら、11:30 いざ出発!登山届けはネットで提出済みです。
初日の宿泊地は赤岳鉱泉。今回の計画は全て私が立てたのですが、これだけは譲れない!というこだわりポイントがいくつかありまして、そのうちの一つが、この赤岳鉱泉です。その理由は後ほど。。。
だらっと続くボコボコの林道を約1時間歩くと、やまのこ村、赤岳山荘、美濃戸山荘が現れます。

アイスやリンゴなどが売ってあってとても魅力的でしたが、目標は16時までに赤岳鉱泉に到着することなので、泣く泣く先を急ぎます。
ここの分岐で北沢ルート(左の方)へ進みます。

さらに1時間歩くと堰堤広場に着きます。
ここからやっと登山道っぽい道に変わり、さらに1時間後の、14:30に赤岳鉱泉に到着です。

ささっと受付をしたら、まずはテント設営。テン場は平坦なところが多く、空いているところならどこに張ってもいいですよ。とのこと。
軽量化の為に、私は『BIG SKY/INTERNATIONAL WISP 1P』、店長は『ファイントラック/ツエルト2ロング』だったので、風の影響が少なそうなところを選びました。

そして、16時までに着きたかった理由は…

そう、軽食です。
赤岳鉱泉には、こだわりのカレーやパスタなどたくさんの軽食メニューがありますが、16時までの販売となっているので、軽食を食べたければ16時までに到着しなければいけません。
ということで、夕食前にもかかわらず、一人一杯のラーメン&ご褒美生ビール。(こだわりのカレー&パスタはまた次回にでも…)
お風呂に入ったあと(赤岳鉱泉にはお風呂もある!)、小屋に置いてある漫画本や山雑誌などを見ながら時間をつぶして、17:15夕食の時間です。メニューは…

ステーキ!
これが、こだわりポイント①です。
もちろん自炊でもよかったのですが、他の方のブログ等を見て、これは食べておかなきゃ…!と。ステーキじゃない日はすき焼きとかしゃぶしゃぶになるようです。
そして、ご飯(写真には写ってない)とスープはお替り自由。夕食は2,000円。直前にラーメンを食べたせいでお替りはできなかったけど、大満足でした。店長は「4,000円出せばステーキ2枚食べれるのかなー?」と言っていました。
お腹いっぱいになったら、談話室で本を読んだりして時間をつぶして、21時ごろ就寝。星がきれいでしたが、スマホでは撮れませんでした。

■9/18 2日目
縦走パートです。ルートは赤岳鉱泉~硫黄岳~横岳~(赤岳天望荘で受付)~赤岳~赤岳天望荘。
実はこのルートも、こだわりポイント②なんです。
八ヶ岳を縦走する場合は、赤岳から硫黄岳へ向かう方が多いのですが、これだと工程のほとんどを赤岳に背を向けて歩くことになります。どうせなら赤岳を見ながら進みたい!ということで、今回は硫黄岳から赤岳へのルートにしました。
たとえ体力がなくなってきた後半に核心部を歩くことになっても…。
ちなみに今回の硫黄岳~赤岳は中級レベル、逆ルートの赤岳~硫黄岳は初級レベルと、難易度が変わるそうです。
まずは、5時に起きてテントの撤収。
朝食は6:00からで、ごはんとお味噌汁はお替り自由。焼き魚がふわっふわ&お味噌汁がむちゃくちゃおいしい!卵は生卵ではなく温泉卵でした。

食事が終わったら、7:10 出発です。
最初は樹林帯を歩くのですが、寝起きの体にはきつい登り。展望もあまりないので、これからの景色に期待を膨らませつつ、無心で登ります。
1時間半ほど登ったころでやっと展望が開け、素晴らしい景色が広がります。
これから歩く稜線が見える!しかもむっちゃ晴れてる!と、テンションがギュンっと上がる音が聞こえた気がしました。

8:50 赤岩の頭に到着。
休憩しながら、あれ槍ヶ岳じゃない?じゃあこっちは中央アルプスで、あっちが南アルプスかな…と、景色を堪能。

9:10 硫黄岳到着。
山頂はとても広くて、たくさんの人がいました。そして楽しみにしていた爆裂火口。吸い込まれそうです。過去には滑落事故もあったようなので、近づきすぎないようにしましょう。ちゃんとロープが張ってあるので近づけませんが。。。

硫黄岳~横岳間の前半は緩やかな稜線歩きが続きます。

気持ちのいい稜線に我慢ができず、私を置いて走り去る店長を見守りつつ硫黄岳山荘へちょこっと寄り道。売店では綺麗で優しいお姉さんが対応してくれました。今度はここに泊まろう。

後半は鎖場や岩場が増えてきますが、わりと順調に進み、10:50横岳到着。赤岳、中岳、阿弥陀岳が真正面に見えます。

この先の横岳~赤岳間は、鎖、はしご、カニの横這い、切れ落ちた斜面のトラーバースが続く区間です…!
というと、かなり怖そうに聞こえますが…

実際は少しでも危ないところにはしっかりした鎖が取り付けられていたり、はしごも全く揺れず(宮崎県の大崩山にあるはしごの方が断然怖い)、整備された道で、やっぱり人が多いだけあるなーという感じ。
道幅は意外と広く、高度感もあまりありません。

どんどん近づいてくる赤岳や景色を楽しみつつ、いくつもの鎖やはしご、これを登るのは勘弁…というくらいの激坂を下ります。

そして、少し時間がかかってしまいましたが、11:50天望荘到着です。
受付を済ませたら、いよいよ八ヶ岳主峰赤岳へ向かいます。

といったところで、その2へ続きます。
次回は赤岳登頂~ご来光~下山まで。よろしくお願いします。
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9月17~19日に南八ヶ岳縦走に行ってまいりました。

皆さまご存知の八ヶ岳は、山梨県と長野県に跨る南北30 km余りの大火山群の総称。北八ヶ岳と南八ヶ岳に大きく分けられており、北八ヶ岳は樹林帯が山稜近くまで続く比較的なだらかな峰が多く、南八ヶ岳は主峰の赤岳(2,899 m)があり、鋭い峰々や岩峰群など急峻な地形となっています。アイスキャンディがあるのも南八ヶ岳。
今回のルート:美濃戸口~赤岳鉱泉(1泊目)~硫黄岳(2,760 m)~横岳(2,829 m)~赤岳天望荘(受付)~赤岳(2,899 m)~赤岳天望荘(2泊目)~行者小屋~美濃戸口
2泊3日で、1泊目テント泊、2泊目小屋泊という、ゆる~い縦走をしてきました。が、移動は車だったので違う意味でハードな旅になりました。
後編はこちら
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■9/17 1日目
16日21時ごろに店長と合流し、佐賀を出発。16日は二人とも普通に仕事だったので仮眠もできず、バタバタと準備&出発しました。
無理のない時間で運転を交代しつつ、休憩込みで約13時間ほどかけて美濃戸口到着。

八ヶ岳山荘で3日分の駐車場の受付を済ませ、予想以上に晴れた空を見上げながら準備をしたら、11:30 いざ出発!登山届けはネットで提出済みです。
初日の宿泊地は赤岳鉱泉。今回の計画は全て私が立てたのですが、これだけは譲れない!というこだわりポイントがいくつかありまして、そのうちの一つが、この赤岳鉱泉です。その理由は後ほど。。。
だらっと続くボコボコの林道を約1時間歩くと、やまのこ村、赤岳山荘、美濃戸山荘が現れます。

アイスやリンゴなどが売ってあってとても魅力的でしたが、目標は16時までに赤岳鉱泉に到着することなので、泣く泣く先を急ぎます。
ここの分岐で北沢ルート(左の方)へ進みます。

さらに1時間歩くと堰堤広場に着きます。
ここからやっと登山道っぽい道に変わり、さらに1時間後の、14:30に赤岳鉱泉に到着です。

ささっと受付をしたら、まずはテント設営。テン場は平坦なところが多く、空いているところならどこに張ってもいいですよ。とのこと。
軽量化の為に、私は『BIG SKY/INTERNATIONAL WISP 1P』、店長は『ファイントラック/ツエルト2ロング』だったので、風の影響が少なそうなところを選びました。

そして、16時までに着きたかった理由は…

そう、軽食です。
赤岳鉱泉には、こだわりのカレーやパスタなどたくさんの軽食メニューがありますが、16時までの販売となっているので、軽食を食べたければ16時までに到着しなければいけません。
ということで、夕食前にもかかわらず、一人一杯のラーメン&ご褒美生ビール。(こだわりのカレー&パスタはまた次回にでも…)
お風呂に入ったあと(赤岳鉱泉にはお風呂もある!)、小屋に置いてある漫画本や山雑誌などを見ながら時間をつぶして、17:15夕食の時間です。メニューは…

ステーキ!
これが、こだわりポイント①です。
もちろん自炊でもよかったのですが、他の方のブログ等を見て、これは食べておかなきゃ…!と。ステーキじゃない日はすき焼きとかしゃぶしゃぶになるようです。
そして、ご飯(写真には写ってない)とスープはお替り自由。夕食は2,000円。直前にラーメンを食べたせいでお替りはできなかったけど、大満足でした。店長は「4,000円出せばステーキ2枚食べれるのかなー?」と言っていました。
お腹いっぱいになったら、談話室で本を読んだりして時間をつぶして、21時ごろ就寝。星がきれいでしたが、スマホでは撮れませんでした。

■9/18 2日目
縦走パートです。ルートは赤岳鉱泉~硫黄岳~横岳~(赤岳天望荘で受付)~赤岳~赤岳天望荘。
実はこのルートも、こだわりポイント②なんです。
八ヶ岳を縦走する場合は、赤岳から硫黄岳へ向かう方が多いのですが、これだと工程のほとんどを赤岳に背を向けて歩くことになります。どうせなら赤岳を見ながら進みたい!ということで、今回は硫黄岳から赤岳へのルートにしました。
たとえ体力がなくなってきた後半に核心部を歩くことになっても…。
ちなみに今回の硫黄岳~赤岳は中級レベル、逆ルートの赤岳~硫黄岳は初級レベルと、難易度が変わるそうです。
まずは、5時に起きてテントの撤収。
朝食は6:00からで、ごはんとお味噌汁はお替り自由。焼き魚がふわっふわ&お味噌汁がむちゃくちゃおいしい!卵は生卵ではなく温泉卵でした。

食事が終わったら、7:10 出発です。
最初は樹林帯を歩くのですが、寝起きの体にはきつい登り。展望もあまりないので、これからの景色に期待を膨らませつつ、無心で登ります。
1時間半ほど登ったころでやっと展望が開け、素晴らしい景色が広がります。
これから歩く稜線が見える!しかもむっちゃ晴れてる!と、テンションがギュンっと上がる音が聞こえた気がしました。

8:50 赤岩の頭に到着。
休憩しながら、あれ槍ヶ岳じゃない?じゃあこっちは中央アルプスで、あっちが南アルプスかな…と、景色を堪能。

9:10 硫黄岳到着。
山頂はとても広くて、たくさんの人がいました。そして楽しみにしていた爆裂火口。吸い込まれそうです。過去には滑落事故もあったようなので、近づきすぎないようにしましょう。ちゃんとロープが張ってあるので近づけませんが。。。

硫黄岳~横岳間の前半は緩やかな稜線歩きが続きます。

気持ちのいい稜線に我慢ができず、私を置いて走り去る店長を見守りつつ硫黄岳山荘へちょこっと寄り道。売店では綺麗で優しいお姉さんが対応してくれました。今度はここに泊まろう。

後半は鎖場や岩場が増えてきますが、わりと順調に進み、10:50横岳到着。赤岳、中岳、阿弥陀岳が真正面に見えます。

この先の横岳~赤岳間は、鎖、はしご、カニの横這い、切れ落ちた斜面のトラーバースが続く区間です…!
というと、かなり怖そうに聞こえますが…

実際は少しでも危ないところにはしっかりした鎖が取り付けられていたり、はしごも全く揺れず(宮崎県の大崩山にあるはしごの方が断然怖い)、整備された道で、やっぱり人が多いだけあるなーという感じ。
道幅は意外と広く、高度感もあまりありません。

どんどん近づいてくる赤岳や景色を楽しみつつ、いくつもの鎖やはしご、これを登るのは勘弁…というくらいの激坂を下ります。

そして、少し時間がかかってしまいましたが、11:50天望荘到着です。
受付を済ませたら、いよいよ八ヶ岳主峰赤岳へ向かいます。

といったところで、その2へ続きます。
次回は赤岳登頂~ご来光~下山まで。よろしくお願いします。
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