クライミングシューズレビュー補足!!
2021年09月30日
アウトドアショップ・ベースキャンプ at 17:58 | アウトドア豆知識
いつもお騒がせしております!スタッフの青柳です!
先日アンパラレルのクライミングシューズ「フラッグシップ」をレビューしましたが、
たくさん見ていただきありがとうございます!!とっても嬉しいです(*´▽`*)
レビューを書きながら、そもそも初めて出てくる用語も多いのでこの記事を見ていただければ、
内容が少しでもわかりやすくなりますー!
用語がわかってくると他の方がされているレビュー記事もとっても参考になると思います^^
先日アンパラレルのクライミングシューズ「フラッグシップ」をレビューしましたが、
たくさん見ていただきありがとうございます!!とっても嬉しいです(*´▽`*)
レビューを書きながら、そもそも初めて出てくる用語も多いのでこの記事を見ていただければ、
内容が少しでもわかりやすくなりますー!
用語がわかってくると他の方がされているレビュー記事もとっても参考になると思います^^
クライミング歴や、これまでのシューズの歴史はこちらをご覧ください^^
フラッグシップレビュー!
0,シューズタイプ(レース、ベルクロ、スリッパ)
レースタイプ:紐靴のように紐でフィット感を調整することができます!細かく調整できるので、ここ一番の勝負の時にはお勧めです!

ベルクロタイプ:一番スタンダードなマジックテープで足首部分を留めるタイプ。脱ぎ履きが簡単で、インドアでのクライミングでは一番人気!

スリッパタイプ:留め具がなく、スリッパのように簡単に履くことができるタイプ。留め具がないのでサイズ選びは慎重に!

1,足入れ
クライミングシューズを履くときに足が入れやすいかどうか。
足の甲部分の締め付けが強いシューズは履くのにちょっと苦労します><。サイズや、タイプ(レース、ベルクロ、スリッパ)によって大きく変わってきます。レースタイプは特に足を入れる部分を大きく開くことができるので、履きやすいです!
レース

ベルクロ

スリッパ

2,履き心地(フィット感)
シューズを履いた時の感触。足の形に大きく左右されます。
■エジプト型=日本人の約70~80%がこのタイプ。親指が一番長く、小指にいくに従い徐々に短くなっていく。
■ギリシャ型=日本人の約25%がこのタイプ。人差し指が一番長く、つま先が三角になっているのが特徴。
■スクエア型=日本人の約5%しかいない、とても珍しいタイプ。指の長さが5本ともほぼ一緒。
これに加えて、横幅、足の甲の高さ、外反母趾や内反小趾などなど、、、
とにかく、たくさんいろいろなシューズを試し履きしてぴったりくる1足を探すしかなさそうです!
3,足裏感覚(靴底の厚み)
足のどの部分でホールドや岩を触っているかがわかりやすいかどうか。
クライミングシューズの底がぶ厚かったり、固いと足裏感覚は悪くなり、薄くて柔らかいと足裏感覚は良くなります。(薄い手袋とぶ厚い手袋では薄いほうが作業しやすいみたいなイメージです!)
この部分は好みが分かれる部分で、足裏感覚は悪くなる(ソールは固い)けど、細かいホールドには乗りやすかったり、

足裏感覚は良くなる(ソールは柔らかい)けど、足の指に力が入っていないと細かいホールドに乗りにくかったり!

この部分は、続けていく内にどちらが自分に合っているかわかってきますのでご安心を!
4,ダウントゥ
シューズを横から見たときに、つま先がどれくらい下に傾いているか。
フラットタイプ:ほぼまっすぐ。足の痛みが少ないので初めてクライミングをされる方におすすめです!外岩に行く方も選ばれることが多いです!

ダウントゥタイプ:つま先が下に傾いている。強傾斜(壁が自分のほうに傾いている)でつま先をホールドにかきこみ(ひっかけるように)やすくなり、足がホールドから離れないので腕の力を温存することができます。
初めてダウントゥを履くと足が痛いこともありますが、だんだんと慣れてきます^^

5,ターンイン
つま先がどれくらい親指側に傾いているか。
ストレートタイプ:普段の靴と同じように踵からつま先までまっすぐ。足の痛みが少ないです。

ターンインタイプ:つま先が親指側に傾いています。傾いているおかげで母指球(親指の付け根の丸い部分)に力が入りやすくなり足使いの幅が広がります。

比較

6,エッジング
靴底の端っこだけでホールドに「点で」乗れるか。
足裏感覚でも少し触れましたが、ソールが厚く固いほうがエッジングに優れています。足指の力だけではうまくホールドに乗れないときもソールが固いと、力をあまり入れすぎずに、細かいホールドに乗ることができます!

7,スメアリング
靴底が少し曲がってホールドに「面で」乗れるか。
ソールが薄く柔らかいほうがスメアリングに優れています。ホールドだけではなく壁に足をつけてソールの摩擦を使うことができます。
足を乗せたいけどホールドがないときや、バランスをとるときにスメアリングができると安定して次のホールドを狙えます!
8,トゥーフック
足の甲をホールドにひっかける。
トゥーフックをすることで、バランスをとることができます。手だけでは持つことができないホールドでもトゥーフックが決まると不思議と持てるようになったり!
効き目は、足の甲側のゴムのグリップ力にかなり左右されるのと、ダウントゥの度合い、足首の柔軟性(足の甲側にどれくらい曲げられるか)にもよります!
課題(狙っているコース)が難しくなればなるほど、トゥーフックがしやすいかどうかもポイントになってきます!


9,ヒールフック
かかとでホールドに乗る。
かかとをホールドに乗せることによって、腕で支えていた体重をヒールフックかけている側の足に分散することができるので、腕の力を温存することができます。
ジムによっては5級くらいから出てくるムーブです。シューズによってヒールの形状も様々で小さいホールドに乗せやすいもの、丸くなっていてかかとを横に寝かせるように
ヒールがしやすいものなどなど。ヒールの深さ(かかとの収まり具合)もシューズによってかなり違います。ぜひ、サイズだけでは選べない部分なので必ず試し履きをしたほうが!


10,サイズ感について
ここはかなり意見が分かれます!
個人的には指が軽く曲がる程度がおすすめです!
攻めた(指が大きく曲がる)方が細かいホールドには乗りやすいです。ただ、攻めれば攻めるほど痛みが増します><
痛すぎて登れないよりも、ちょっと痛いけどたくさん登れるサイズのほうが課題にトライする回数が増えるので上達も早いです^^
同じメーカーのシューズでも作りが違うので、ハーフサイズ違うものにすることもよくあります!!
長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
メーカーや種類も多く、自分にはどれがあるかわからないって方も多いと思います。
最近のシューズはどれも完成度が非常に高いので、これじゃなきゃダメってことはありません!
機能で選んでもいいし、あこがれの選手が履いているからでも、デザインが好きだからでもいいんです^^
せっかくクライミングするならお気に入りの1足を見つけて、たくさん課題にトライしましょー!
最初に少し書きましたが、他の方のレビューを見るときにこのことを書いてあるんだなーって参考になれば幸いです^^
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佐賀市神園5丁目4-23 Y.SENコーポ神園1F
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フラッグシップレビュー!
0,シューズタイプ(レース、ベルクロ、スリッパ)
レースタイプ:紐靴のように紐でフィット感を調整することができます!細かく調整できるので、ここ一番の勝負の時にはお勧めです!
ベルクロタイプ:一番スタンダードなマジックテープで足首部分を留めるタイプ。脱ぎ履きが簡単で、インドアでのクライミングでは一番人気!
スリッパタイプ:留め具がなく、スリッパのように簡単に履くことができるタイプ。留め具がないのでサイズ選びは慎重に!
1,足入れ
クライミングシューズを履くときに足が入れやすいかどうか。
足の甲部分の締め付けが強いシューズは履くのにちょっと苦労します><。サイズや、タイプ(レース、ベルクロ、スリッパ)によって大きく変わってきます。レースタイプは特に足を入れる部分を大きく開くことができるので、履きやすいです!
レース
ベルクロ
スリッパ
2,履き心地(フィット感)
シューズを履いた時の感触。足の形に大きく左右されます。
■エジプト型=日本人の約70~80%がこのタイプ。親指が一番長く、小指にいくに従い徐々に短くなっていく。
■ギリシャ型=日本人の約25%がこのタイプ。人差し指が一番長く、つま先が三角になっているのが特徴。
■スクエア型=日本人の約5%しかいない、とても珍しいタイプ。指の長さが5本ともほぼ一緒。
これに加えて、横幅、足の甲の高さ、外反母趾や内反小趾などなど、、、
とにかく、たくさんいろいろなシューズを試し履きしてぴったりくる1足を探すしかなさそうです!
3,足裏感覚(靴底の厚み)
足のどの部分でホールドや岩を触っているかがわかりやすいかどうか。
クライミングシューズの底がぶ厚かったり、固いと足裏感覚は悪くなり、薄くて柔らかいと足裏感覚は良くなります。(薄い手袋とぶ厚い手袋では薄いほうが作業しやすいみたいなイメージです!)
この部分は好みが分かれる部分で、足裏感覚は悪くなる(ソールは固い)けど、細かいホールドには乗りやすかったり、
足裏感覚は良くなる(ソールは柔らかい)けど、足の指に力が入っていないと細かいホールドに乗りにくかったり!
この部分は、続けていく内にどちらが自分に合っているかわかってきますのでご安心を!
4,ダウントゥ
シューズを横から見たときに、つま先がどれくらい下に傾いているか。
フラットタイプ:ほぼまっすぐ。足の痛みが少ないので初めてクライミングをされる方におすすめです!外岩に行く方も選ばれることが多いです!
ダウントゥタイプ:つま先が下に傾いている。強傾斜(壁が自分のほうに傾いている)でつま先をホールドにかきこみ(ひっかけるように)やすくなり、足がホールドから離れないので腕の力を温存することができます。
初めてダウントゥを履くと足が痛いこともありますが、だんだんと慣れてきます^^
5,ターンイン
つま先がどれくらい親指側に傾いているか。
ストレートタイプ:普段の靴と同じように踵からつま先までまっすぐ。足の痛みが少ないです。
ターンインタイプ:つま先が親指側に傾いています。傾いているおかげで母指球(親指の付け根の丸い部分)に力が入りやすくなり足使いの幅が広がります。
比較
6,エッジング
靴底の端っこだけでホールドに「点で」乗れるか。
足裏感覚でも少し触れましたが、ソールが厚く固いほうがエッジングに優れています。足指の力だけではうまくホールドに乗れないときもソールが固いと、力をあまり入れすぎずに、細かいホールドに乗ることができます!
7,スメアリング
靴底が少し曲がってホールドに「面で」乗れるか。
ソールが薄く柔らかいほうがスメアリングに優れています。ホールドだけではなく壁に足をつけてソールの摩擦を使うことができます。
足を乗せたいけどホールドがないときや、バランスをとるときにスメアリングができると安定して次のホールドを狙えます!
8,トゥーフック
足の甲をホールドにひっかける。
トゥーフックをすることで、バランスをとることができます。手だけでは持つことができないホールドでもトゥーフックが決まると不思議と持てるようになったり!
効き目は、足の甲側のゴムのグリップ力にかなり左右されるのと、ダウントゥの度合い、足首の柔軟性(足の甲側にどれくらい曲げられるか)にもよります!
課題(狙っているコース)が難しくなればなるほど、トゥーフックがしやすいかどうかもポイントになってきます!
9,ヒールフック
かかとでホールドに乗る。
かかとをホールドに乗せることによって、腕で支えていた体重をヒールフックかけている側の足に分散することができるので、腕の力を温存することができます。
ジムによっては5級くらいから出てくるムーブです。シューズによってヒールの形状も様々で小さいホールドに乗せやすいもの、丸くなっていてかかとを横に寝かせるように
ヒールがしやすいものなどなど。ヒールの深さ(かかとの収まり具合)もシューズによってかなり違います。ぜひ、サイズだけでは選べない部分なので必ず試し履きをしたほうが!
10,サイズ感について
ここはかなり意見が分かれます!
個人的には指が軽く曲がる程度がおすすめです!
攻めた(指が大きく曲がる)方が細かいホールドには乗りやすいです。ただ、攻めれば攻めるほど痛みが増します><
痛すぎて登れないよりも、ちょっと痛いけどたくさん登れるサイズのほうが課題にトライする回数が増えるので上達も早いです^^
同じメーカーのシューズでも作りが違うので、ハーフサイズ違うものにすることもよくあります!!
長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
メーカーや種類も多く、自分にはどれがあるかわからないって方も多いと思います。
最近のシューズはどれも完成度が非常に高いので、これじゃなきゃダメってことはありません!
機能で選んでもいいし、あこがれの選手が履いているからでも、デザインが好きだからでもいいんです^^
せっかくクライミングするならお気に入りの1足を見つけて、たくさん課題にトライしましょー!
最初に少し書きましたが、他の方のレビューを見るときにこのことを書いてあるんだなーって参考になれば幸いです^^
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