北アルプス 恐怖の…?裏銀座らへん縦走 その2 完璧な縦走路と水晶撤退の訳
2019年10月28日
アウトドアショップ・ベースキャンプ at 17:21 | 活動レポート
ベースキャンプYahoo!ショッピング店担当兼ベースキャンプ沢部部長の光武です。
今回は初!北アルプス遠征に行ってきました。

前回の続きからです。
<今回の記事一覧>
北アルプス 恐怖の…?裏銀座らへん縦走
その0 準備と移動とお金について
その1 新穂高~双六岳撤退
その2 完璧な縦走路と水晶撤退の訳
その3 ライチョウとの出会いと下山
今回は初!北アルプス遠征に行ってきました。
前回の続きからです。
<今回の記事一覧>
北アルプス 恐怖の…?裏銀座らへん縦走
その0 準備と移動とお金について
その1 新穂高~双六岳撤退
その2 完璧な縦走路と水晶撤退の訳
その3 ライチョウとの出会いと下山
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この回のルート(緑線)と前回までのルート(赤線)

■3日目 25日(水)
翌朝起きてみると予報通り晴れているっぽい!
ワクワクしながら、とりあえず朝食です。

前日にある程度パッキング等を済ませておいたので、この日はサッと準備ができて06:20に出発。
Kちゃんは西鎌尾根経由で槍ヶ岳へ行くので、残念ですがここでお別れです。
一度歩いた稜線までの登りは、2度目だからか前日より早いペースで登り切り、楽しみにしていた稜線歩きが始まります。

晴れてるときにここを歩きたかったんだ!こんないい天気の時に来れてよかったー!と、ニヤニヤしっぱなし。
景色を楽しみながら、写真を撮りながら、ゆっくりゆっくり歩きます。
今日行く鷲羽方面は・・・完璧!

双六岳山頂直下から振り返っての槍穂もバッチリ!

そして07:20に双六岳到着です。風は少し強めですが、すごく気持ちのいい天気です。

双六岳は、北アルプス裏銀座の主稜線に位置する標高2,860 mの山で、花の百名山に選定されています。夏にはチングルマやクロユリなど高山植物のお花畑、秋には草紅葉が楽しめます。
ザックを下ろして20分ほど休憩をしたら、三俣蓮華岳に向けて出発です。もう、ずっと景色最高。



そして08:45に三俣蓮華岳に到着。

三俣蓮華岳は、北アルプスのほぼ中央にある標高2,841mの山で、日本三百名山に選定されています。
明治時代までは鷲羽岳と呼ばれていたそうです(現在の鷲羽岳は東鷲羽岳や龍池ヶ岳と呼ばれていたらしい)が、いろいろあって三俣蓮華岳になったようです。
ここまではCTよりちょっと早めに歩けていて、かなり順調です。
槍穂方面は少し雲がかかり始めましたが、それはそれでかっこいい。。。

Kちゃんは順調かな…。
ここから三俣山荘までは約300mの下りになります。さっき歩いてきた稜線や三俣蓮華カールを振り返り眺めつつ、ハイマツのアーチを抜け、、、

09:30無事に三俣山荘到着です。

受付をして、荷物を整理して、パッキングし直したら、10:10鷲羽岳へ出発します。

山頂まではずっと浮石だらけのザレた急登なので、ペースを落として景色を楽しみながら登ります。

鷲羽池も綺麗。今回は行きませんでしたが、時間もあったし行けばよかったな…。

そして11:30鷲羽岳到着。

鷲羽岳は北アルプスのほぼ中央部、黒部川の源流にある標高2,924 mの山で、日本百名山にも選定されています。
どのルートで行っても標準CTで片道10時間~かかりますので、1泊~2泊くらいで行くことをお勧めします。
山頂からは北アルプスの山々をほぼ見渡すことができますが、山座同定できない私にはどこがどの山かさっぱりです。確実にわかるのは槍ヶ岳くらいしかない…

ちょっとお腹が空いたので、ここで休憩して行動食でも食べようかなとザックをゴソゴソ探しますが…
雨蓋に入れていたはずのおやつがない!
どうやら小屋に置いてきてしまったようです…。頑張れば水晶岳まで往復できる時間ではあるけど、水晶小屋でお昼ご飯を食べれるほどの時間はない。お腹が空いたまま水晶岳まで行って帰ってこれるのか?
地図を見ながら今後のことを考えた結果、この日は水晶岳には行かずに三俣山荘に戻ることにしました。翌日にも行けるしね。
ということで、結局山頂に30分ほどいましたが、下山開始です。
浮石だらけで怖かったのでゆっくり降りていたら、3人くらいの人に抜かされました。でも焦らずに自分のペースでゆっくり降ります。
数十メートルほど前を歩くおじさんの鈴の音が風に乗って聞こえてきました。結構遠くまで聞こえるんだなー。
3分の2ほど下ったころに、どこからか「おーい、おーい」という声が聞こえました。誰か助けを求めてるのかなと思い、足を止めて周りや対面の斜面などを見渡してみましたが、よくわからない。
聞き間違いだったのかなー、それにしても妙にはっきり聞こえたなー。と思いながら黙々と下って、12:50に三俣山荘に戻ってきました。
部屋に戻って荷物を整理し、着替えを済ませたら、昼食タイム。カレーやオムライスもあって悩みましたが、ラーメンにしました。

三俣山荘の食堂は天望食堂という名の通り、窓からの景色は最高。サイフォンでコーヒーを淹れてくれるので、天気がいい日はベランダでゆっくりコーヒーを飲むのもいいですね。
夜も21時まで営業しているので、黒部源流周辺の写真のスライドショーを見ながらお酒を飲むことができます。

景色を見ながらラーメンを食べた後は自分の部屋に戻り、布団でゴロゴロしながら事前に購入しておいたkindle版「黒部の山賊 アルプスの怪」を読みます。
この本は、終戦後にこの三俣山荘を中心として黒部源流周辺の開拓をした伊藤正一さんのお話で、三俣山荘に泊まることにした時から、ここで読もうと決めていました。
三俣山荘には山賊がいた。狸やカワウソに化かされる。昔埋められたと言われる莫大な埋蔵金。カベッケが原のカッパ。おーいと呼ぶ声におーいと返事をしたら化け物に連れていかれる。
といったお話でとても面白く、すらすらと読める。。。
・
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おーいと呼ぶ声におーいと返事をしたら化け物に連れていかれる。
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あ、これ鷲羽の下りで聞いたやつか?
と考え始めたら、なぜか無性に怖くなる・・・
あーこれ呼ばれてるわ。これ近づいたらダメなやつだわ。返事はしなかったけど、これダメだわ。
と、超弱気になっていた時、夕方も遅くに小屋に着いて、私の隣の布団にやってきた疲れ切った女性が、
「水晶小屋と水晶岳山頂の間の登山道で大人の熊2頭に会った。笛もラジオも効果がなくて動いてくれなかったから、登山道を外れてハイマツの中を歩いて避けた。水晶小屋に泊まる予定だったけど怖くてここまで降りてきた。」
と。え、なにそれ怖い。
ついでに、「水晶岳の山頂直下の岩場は片側切れ落ちてるよ」とダメ押し。
あーーもう無理。もう水晶無理。生きて帰る。いのちだいじに。
この日水晶岳に行かなかったので、翌日黒部源流ルートで水晶岳に行く予定にしていましたが、心がぽっきり折れる音が聞こえた気がしました。
初の北アルプス遠征でしかもソロだから、ちょっとしたことで心細くなってしまうんですね。
そしてしょんぼりした中、夕食の時間が来ました。メニューは名物のジビエシチュー。

北アルプスでもシカが増えており、高山植物を守るために、そして駆除されたシカを無駄にしないようにこのメニューができたそうです。
若干臭いはありましたが、お肉ゴロゴロでおいしかったです。
といったところで、次回に続きます。
またまた長くなって申し訳ありませんが、次回も長くなる予定です。次回で終了予定なので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
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この回のルート(緑線)と前回までのルート(赤線)
■3日目 25日(水)
翌朝起きてみると予報通り晴れているっぽい!
ワクワクしながら、とりあえず朝食です。
前日にある程度パッキング等を済ませておいたので、この日はサッと準備ができて06:20に出発。
Kちゃんは西鎌尾根経由で槍ヶ岳へ行くので、残念ですがここでお別れです。
一度歩いた稜線までの登りは、2度目だからか前日より早いペースで登り切り、楽しみにしていた稜線歩きが始まります。
晴れてるときにここを歩きたかったんだ!こんないい天気の時に来れてよかったー!と、ニヤニヤしっぱなし。
景色を楽しみながら、写真を撮りながら、ゆっくりゆっくり歩きます。
今日行く鷲羽方面は・・・完璧!
双六岳山頂直下から振り返っての槍穂もバッチリ!
そして07:20に双六岳到着です。風は少し強めですが、すごく気持ちのいい天気です。
双六岳は、北アルプス裏銀座の主稜線に位置する標高2,860 mの山で、花の百名山に選定されています。夏にはチングルマやクロユリなど高山植物のお花畑、秋には草紅葉が楽しめます。
ザックを下ろして20分ほど休憩をしたら、三俣蓮華岳に向けて出発です。もう、ずっと景色最高。
そして08:45に三俣蓮華岳に到着。
三俣蓮華岳は、北アルプスのほぼ中央にある標高2,841mの山で、日本三百名山に選定されています。
明治時代までは鷲羽岳と呼ばれていたそうです(現在の鷲羽岳は東鷲羽岳や龍池ヶ岳と呼ばれていたらしい)が、いろいろあって三俣蓮華岳になったようです。
ここまではCTよりちょっと早めに歩けていて、かなり順調です。
槍穂方面は少し雲がかかり始めましたが、それはそれでかっこいい。。。
Kちゃんは順調かな…。
ここから三俣山荘までは約300mの下りになります。さっき歩いてきた稜線や三俣蓮華カールを振り返り眺めつつ、ハイマツのアーチを抜け、、、
09:30無事に三俣山荘到着です。
受付をして、荷物を整理して、パッキングし直したら、10:10鷲羽岳へ出発します。
山頂まではずっと浮石だらけのザレた急登なので、ペースを落として景色を楽しみながら登ります。
鷲羽池も綺麗。今回は行きませんでしたが、時間もあったし行けばよかったな…。
そして11:30鷲羽岳到着。
鷲羽岳は北アルプスのほぼ中央部、黒部川の源流にある標高2,924 mの山で、日本百名山にも選定されています。
どのルートで行っても標準CTで片道10時間~かかりますので、1泊~2泊くらいで行くことをお勧めします。
山頂からは北アルプスの山々をほぼ見渡すことができますが、山座同定できない私にはどこがどの山かさっぱりです。確実にわかるのは槍ヶ岳くらいしかない…
ちょっとお腹が空いたので、ここで休憩して行動食でも食べようかなとザックをゴソゴソ探しますが…
雨蓋に入れていたはずのおやつがない!
どうやら小屋に置いてきてしまったようです…。頑張れば水晶岳まで往復できる時間ではあるけど、水晶小屋でお昼ご飯を食べれるほどの時間はない。お腹が空いたまま水晶岳まで行って帰ってこれるのか?
地図を見ながら今後のことを考えた結果、この日は水晶岳には行かずに三俣山荘に戻ることにしました。翌日にも行けるしね。
ということで、結局山頂に30分ほどいましたが、下山開始です。
浮石だらけで怖かったのでゆっくり降りていたら、3人くらいの人に抜かされました。でも焦らずに自分のペースでゆっくり降ります。
数十メートルほど前を歩くおじさんの鈴の音が風に乗って聞こえてきました。結構遠くまで聞こえるんだなー。
3分の2ほど下ったころに、どこからか「おーい、おーい」という声が聞こえました。誰か助けを求めてるのかなと思い、足を止めて周りや対面の斜面などを見渡してみましたが、よくわからない。
聞き間違いだったのかなー、それにしても妙にはっきり聞こえたなー。と思いながら黙々と下って、12:50に三俣山荘に戻ってきました。
部屋に戻って荷物を整理し、着替えを済ませたら、昼食タイム。カレーやオムライスもあって悩みましたが、ラーメンにしました。
三俣山荘の食堂は天望食堂という名の通り、窓からの景色は最高。サイフォンでコーヒーを淹れてくれるので、天気がいい日はベランダでゆっくりコーヒーを飲むのもいいですね。
夜も21時まで営業しているので、黒部源流周辺の写真のスライドショーを見ながらお酒を飲むことができます。
景色を見ながらラーメンを食べた後は自分の部屋に戻り、布団でゴロゴロしながら事前に購入しておいたkindle版「黒部の山賊 アルプスの怪」を読みます。
この本は、終戦後にこの三俣山荘を中心として黒部源流周辺の開拓をした伊藤正一さんのお話で、三俣山荘に泊まることにした時から、ここで読もうと決めていました。
三俣山荘には山賊がいた。狸やカワウソに化かされる。昔埋められたと言われる莫大な埋蔵金。カベッケが原のカッパ。おーいと呼ぶ声におーいと返事をしたら化け物に連れていかれる。
といったお話でとても面白く、すらすらと読める。。。
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おーいと呼ぶ声におーいと返事をしたら化け物に連れていかれる。
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あ、これ鷲羽の下りで聞いたやつか?
と考え始めたら、なぜか無性に怖くなる・・・
あーこれ呼ばれてるわ。これ近づいたらダメなやつだわ。返事はしなかったけど、これダメだわ。
と、超弱気になっていた時、夕方も遅くに小屋に着いて、私の隣の布団にやってきた疲れ切った女性が、
「水晶小屋と水晶岳山頂の間の登山道で大人の熊2頭に会った。笛もラジオも効果がなくて動いてくれなかったから、登山道を外れてハイマツの中を歩いて避けた。水晶小屋に泊まる予定だったけど怖くてここまで降りてきた。」
と。え、なにそれ怖い。
ついでに、「水晶岳の山頂直下の岩場は片側切れ落ちてるよ」とダメ押し。
あーーもう無理。もう水晶無理。生きて帰る。いのちだいじに。
この日水晶岳に行かなかったので、翌日黒部源流ルートで水晶岳に行く予定にしていましたが、心がぽっきり折れる音が聞こえた気がしました。
初の北アルプス遠征でしかもソロだから、ちょっとしたことで心細くなってしまうんですね。
そしてしょんぼりした中、夕食の時間が来ました。メニューは名物のジビエシチュー。
北アルプスでもシカが増えており、高山植物を守るために、そして駆除されたシカを無駄にしないようにこのメニューができたそうです。
若干臭いはありましたが、お肉ゴロゴロでおいしかったです。
といったところで、次回に続きます。
またまた長くなって申し訳ありませんが、次回も長くなる予定です。次回で終了予定なので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
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